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トイ・ブラザーズでは、手作りのおもちゃを制作しています。

電話でのお問い合わせはTEL.044-986-3771

〒215-0021 神奈川県川崎市麻生区上麻生5-13-10

コンセプトこだわり

おもちゃの制作

おもちゃの制作は、昔からづっと心に思っていることでした。それがたまたま友人のグループ展に参加することによって去年かなえられました。モチーフはいろいろ考えた結果、二年前に亡くなった大好きな飼いネコにしました。材料は手軽に形が造れる紙粘土にしました。子供のころを思い出しながら、毎日紙粘土をこねこねしていました。アクリル絵の具での絵付けが一番大変でした。46体の制作が終わった時には、もうくたくたの状態でした。展覧会では「招き猫」から始まって「坂道を歩く猫」や「音がする猫」などを展示しました。展覧会の開催期間がゴールデンウイークと重なっていることもあって、大勢の人たちが訪れてくれました。手で触って楽しめるネコ達は、子供から大人まで皆さんが喜んでくれました。
今年は結果的に大がかりなものになってしまいました。(お知らせのページに写真と作品についての感想文が掲載されています)両側の塔から水平に延びた筒の中をビー玉が走り、中央のセンターテーブルを回転しながら下に落ちて行く仕掛けになっています。一番下のテーブルでは「当たり」と「はずれ」の仕掛けがしてあります。常に動きのあるおもちゃの制作を心がけていますが、動力はすべて自然のものです。重力、風力、流力、そして人力です。(人力は自然かどうか分かりませんが・・・)今のところモーターなど電気を使ったものは考えていません。
来年はカラクリものに挑戦しようと思っています。もちろんモチーフはネコです。


菱刺しの製作

菱刺しの歴史
その昔、青森県南部地方の農民達の着物は、麻か芋麻(からむし)によって作られていました。厳しい寒さのために綿花が育たなかったからです。そこで南部の農村の女性達は、北国に暮らす人間の知恵として、保温と補強を兼ねそなえた菱刺しを考案しました。それは麻の布地の偶数目を拾って木綿糸を刺すという方法でした。一段目を刺し終えると二段目、さらに三段目と刺して行き、結果的に菱形の模様が出来上がります。それで菱刺しという名前がつけらました。現代では白い木綿糸だけではなく、色糸や毛糸が用いられ、カラフルな幾何学的模様が華やかな雰囲気をかもし出しています。

作者紹介
荻ノ沢タカさんは青森県八戸市出身の方で、八戸市はむかし南部地方と言われていました。その南部地方のなかで、荻ノ沢さんのお母さんの家は代々菱刺しを伝承する家系でした。そんな理由から荻ノ沢さんも幼いときから菱刺しになれ親しんできており、その制作年数は半世紀近くになります。菱刺しは制作に当たっての制約があまりありません。荻ノ沢さんは、自分で考案した図柄で制作する時が一番楽しいとおっしゃっています。


絵本の制作

作者紹介
齋藤享子さんの「あなたの居る場所」から抜粋
「私は平成十八年にバランスセラピー(BTU)の認定ストレスケアトレーナーになり、翌年二月からもうひとりのトレーナーとふたりで都内の健康増進クリニックのリラクセーション外来でストレスケアを担当することになりました。彼女からストレスケアにいらっしゃる相談者の方に何か力づけになるものを作れないだろうかと提案されて出来たのがのがこのメッセージカード達です。相談者の方にお会いしていない間も私達に代わって慰めたり、元気付けたりしてくれるように、なるべく平易な言葉と親しみやすい絵を心がけました。このカードの言葉はバランスセラピーを学び、日々相談者の方々に向き合う中で私の中から湧き出たものです。言わば私の分身です。最初は相談者へのメッセージでしたが次第にカードを作る事で私自身が癒されて行ったのも事実です。今回、平成十九年の秋から二十三年の春までに作りためたものと三月十一日の東日本大震災の後にどうしても作らずにはいられなかった四つの作品をまとめて絵本にしました。私の分身達が、この絵本を開いてくださった方を慰めたり、元気づけてたりしてくれたら、とってもうれしいです。」


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